音声収録、特にゲーム実況では必須とも言えるコンデンサーマイク。
イヤホンの基本機能であるマイクとは違い、雑音を抑えてクリアに音声を収録できます。
ですが、デスクを圧迫するし、本当に必要?導入コストは?という疑問もあるかと思います。
今回は提供いただいた「Maono DGM20S」を例に挙げて、コンデンサーマイクの特徴を解説していきます。
Maonoは153ヶ国にグローバル展開しているマイクブランドだよ。
コンデンサーマイクとは?
ゲーム実況などのライブ配信、通話をしながらゲームをする際に使用されることが多いマイクです。
それ普通のイヤホンで良いのでは?
そう思った方も多いでしょう。コンデンサーマイクの特徴としては以下が挙げられます。
- 簡単にミュートにできる
- 手元で音量調整がすぐにできる
- 低遅延
チーム戦でのコミュニケーションは、低遅延であることがもはや必須。一瞬で勝敗を分けることもありますからね。
ライブ配信で投げ銭がある場合には、高音質で声を届けることは当たり前といっても良いでしょう。
今回紹介するDGM20SはUSB接続するだけで簡単に使用できるので、小難しい設定があると面倒という方にもオススメできます。
DGM20Sの同梱物&組み立て
外箱はこんな感じ。50センチくらいの箱に入って届きました。
中身は2層式になっており、マイク本体にポップガードとケーブル類、説明書が同梱されていました。
日本語説明書なので組み立てに関しても安心です。
2層目にはブームアームが入っていました。
組み立ては説明書を見れば楽勝です。刺していくだけですので。
アームの取り付けはクランプ式で、クルクル回してがっちりと机を噛ませるだけ。簡単です。
ケープルをぶっ刺して準備完了。刺した瞬間から光るのでテンションも上がります。
DGM20の機能
操作方法
本体上部にはRGBライト切り替えのボタンと、ミュート/ノイキャン切り替えボタンがあります。
タッチ式なので、押すたびにカチカチとしたノイズが乗ることもありません。
ワンタップでミュート、長押しでノイキャンになり使いやすいですね。
ちなみにミュート中はランプが赤になるので思わぬ事故も防げます。
本体下部には音量調整ダイヤルとヘッドフォンジャックが搭載。
これ気をつけて欲しいのが、左に回したら音が大きくなると思いきや、逆に小さくなってしまうということ。
普通●が大きい方に回せば大きくなると思うでしょ?逆なんです。気をつけてくださいね。
ノイズキャンセリング
最近だとイヤホンには当たり前のようについているノイキャンですが、もちろんDGM20Sにも搭載されています。
要は環境音(エアコンや冷蔵庫の駆動音)に左右されないってことですね。
しかしこの機能、使用すると少し声がチリついてしまうという欠点があります。
周囲の音はカットできるのですが、常時ONではなく必要に応じて使い分けた方が良い印象を受けました。
ブームアーム・ポップガード
この装備の充実度がDGM20Sを選ぶ最大の理由と言っても過言ではありません。
コンデンサーマイクはポップガード無しでは口からの空気が伝わってしまい、相手側に不快感を与えてしまいます。
そして安価なコンデンサーマイクは、このポップガードが別売りであることも少なくありません。
また、ブームアームがついていることにより、デスクをより広く使用することができます。
トータルで見て初めてのコンデンサーマイクとして十分な内容と言えるでしょう。
マイク品質
マイク品質ですが、結論から言うと値段を考慮すると上出来です。
ポップガードの効果もあり、普通に会話する分には全く問題なく使用することができるでしょう。
しかし、残念なのはノイキャンを使用すると環境音と共に自身の声も少し輪郭がぼやけるということ。
そもそもうるさい環境で配信をすることは控えるべきですが、メカニカルキーボードを使用している方は、カチャカチャ音がそれなりに入ってしまうことは念頭に入れておいた方が良さそうです。
※録音を公開している方は他に多くいるので、ここではあえて音声テストを載せません。
DGM20の価格推移
参考価格は7,000円台ですがタイムセール時には6,000円台前半に落ち着きます。
1,000円の差は大きいので、急ぎでない方はなるべくセールを待ってから購入するようにしましょう。
周期で見ると1ヶ月に1〜2回は安くなるので、チャンスは多い感じですね。
入門機としてオススメ
7,000円台でブームアームにポップガード、そして本体が光ることで配信欲が駆り立てられる商品です。
コンデンサーマイクを使用したことがない方や、種類が多すぎて何を選べば良いかわからないという初心者の方にオススメできる商品かなと感じました。
要所で使いにくさも感じますが、不満があるならもっと高いやつを買うだけです。
低コストでガンガン光って映えまくり。テンション上げ上げで配信しちゃいましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント