まーたEarFunが新作で価格破壊を起こしました。
EarFun Air Pro 3です。
発売当初から大人気でAmazonの在庫切れが続いていましたが、やっとこさ在庫が復活。
昨年レビューしたEarFun Air Sも多機能で完成度が高く、大人気でした。
コスパ、コスパというワードも聞き飽きたでしょう。しかしあえて言わせていただきます。
いや、コスパ強すぎね?

EarFun Air Pro 3のスペック

コーデックはハイレゾ相当のaptX Adaptiveに進化。しかも後々に次世代規格のLE Audioにも対応するとのこと。
バッテリー持ちはケース込みで最大45時間のロングバッテリー。そうそうバッテリー切れを起こすことはありません。
あると便利な機能を見てもらうとわかりやすいですが、◯が多すぎて引くレベルです。
EarFun製品は必ずと言っていいほどワイヤレス充電を盛り込んでくるのが嬉しいですね。(きっと担当者がケーブルレス教に入信しているのでしょう)
EarFun Air Pro 3の外観


ケースはEarFun Air Sと同様の素材感で艶消しのケースです。
正面には3段階で残バッテリーを表示するインジケーターがあります。
充電形式は言うまでもなくUSB-C。ワイヤレス充電にも対応。

イヤホン本体に関しては、タッチする部分がわかりやすくなっていますね。
EarFun Air Sはタッチする場所が若干わかりにくかったのでありがたいです。
ほんのりと高級感もあり、見た目に妥協がないのもグッド。

装着感はフィットしすぎなのか、ゴムが薄いのか、耳から外すたびにイヤーピースが裏返るほど密着します。
これにより遮音性を高めているように感じますね。

付属しているイヤーピースがは全4種。耳の奥までギュッと入り込む構造で遮音性は高いです。
取説はもちろん日本語対応ですし、初心者でも簡単にセットアップできますね。
そして恒例になりつつあるクリーニング棒も付属。長く使ってほしいという気持ちが伝わってきます。
ノイキャンについて
まずは率直な感想。「ノイズ消えすぎ。図書館かよ。」
スペックで見ても-43dB相当と、一万円以下ならばトップクラスの性能です。
まぁ、数字で見てもピンとこないのがノイキャン性能というもの。このEarFun Air Pro 3は着けて一瞬で水の中に潜ったかの如く雑音が消えます。
風切音も低減しますし、文句なしですね。
外音取り込み
人の会話は問題なく聞き取れるので、性能は十分です。
強いて言うなら高音が少し強調される印象がありますね。
砂利道を歩く際のジャリジャリした音が少し強調されるような気がします。とは言っても気にするほどではありませんね。
音質
音質は最新作ということもあり、良い部類だと思います。
低音がやや強調気味ですが、イコライザーでかなり細かく調整できるので問題ないかと。

ややフラット気味の聞き味であるEarFun Air Sか、EarFun Air Sよりも低音が強く、元気よく鳴るEarFun Air Pro 3を選ぶかは好みの問題ですね。
マイク品質
マルチポイント接続ができるならば、重要視したいのはマイク品質。
通話時のノイズキャンセリングもバッチリ効き、使用感に問題はないです。
そこそこ雑音の入る野外でテストしましたが、通話相手も「聞き取りやすい」と言っていました。
EarFun Air Pro 3のデメリット

無い!と言いたいところですが一点だけ。
ケースに傷が付きやすすぎ。
ポケットに入れていて、落としたわけでも無いのに擦り傷がつきまくります。
安っぽい?実際に安いんだから目を瞑りましょう。
EarFun Air Sとどちらを買うべきか

右:EarFun Air Pro 3
基本的に予算があるならEarFun Air Pro 3を推します。
ノイキャンも強いですし、バッテリー持ちも良い。
コーデックもハイレゾ相当で、LE Audioにも対応予定と長く使っていけます。
とは言え、EarFun Air Sがダメというわけではありません。
価格が2,000円ほど違っても機能面はほぼ互角。
EarFun製品同士で比較していますが、双方ともに実用性は2万円台のイヤホンと戦えるバグレベルのコスパです。
EarFun Air Sを所有している方は買い替えは必要ないと思いますし、どちらを選んでも間違いはないですよ。


EarFun Air Pro 3のまとめ
特に心配はしていませんでしたが、正統進化でさらに完成度が高くなりました。
強力なノイキャン、マルチポイント、長時間バッテリーと欲しい機能がてんこ盛り。
イヤホンの秋を残してこの性能とは、今後の進化が恐ろしい・・・。
どこまで進化するんだEarFun。そして次は何を進化させるんだEarFun。
今後の進化に期待して今回は終わります。ありがとうございました。


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