お久しぶりです。こたです。
近年、「耳をふさがないイヤホン」はすっかり市民権を得ました。
骨伝導、オープンイヤー、クリップ型など、選択肢も一気に増えています。
その中で今回取り上げるのが、TRUEFREE Clip C10(以下、C10)。
手に取りやすい価格帯でありながら、軽さ・装着感・使い勝手のバランスを狙ったモデルです。
私自身、これまでカナル型の完全ワイヤレスイヤホンをメインに使ってきました。音質や没入感には満足していた一方、「長時間の装着」「耳の蒸れ」「周囲の音が聞こえない」といった点にはずっと違和感も感じていました。
そこでC10を日常使いに投入し、
- 農作業中
- 家事
- 散歩
- 移動中
といったシーンで1週間ほど使ってみました。
結論から言えば、C10は“万能機”ではありません。
しかし、使い方がハマる人には強く刺さるイヤホンでもありました。
本記事では、外観・装着感・音質・実用性の順に、私の実体験ベースで詳しくレビューしていきます。
まずは結論
TRUEFREE Clip C10(以下、C10)は、
「軽くて楽に使える」「耳をふさがない」「長時間でも疲れにくい」
という点では非常に優れたイヤホンでした。
ただし、音楽を腰を据えて聴き込みたい人には向かないという印象です。
こた先生一言で言うなら日常のながら聴きには最適。でも、音楽鑑賞の主役にはなりにくいイヤホンって感じかな。
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どんなイヤホンか
C10はいわゆるオープンイヤー型(耳を塞がない)+クリップ装着タイプのワイヤレスイヤホンです。
私の中では、
- 「最高の音質を求めるイヤホン」ではなく、「いかに快適に長時間使えるか」を重視したイヤホン
という印象でした。
価格帯も手に取りやすく、気軽に試せる点は大きなメリットだと思います。
スペック
| 製品名 | TRUEFREE Clip C10(クリップ シー・テン) |
|---|---|
| カラー | ブラック |
| タイプ | ワイヤレス(イヤーカフ型/オープンイヤー) |
| ドライバー | 12mm デュアルマグネットダイナミック |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| 再生時間(単体) | 約8時間(AAC、音量60%、各種モードOFF) |
| 再生時間(ケース込み) | 最大28時間 |
| 急速充電 | 対応(10分充電で最大1.5時間再生) |
| 充電時間 | イヤホン:約1.5時間 充電ケース:約1.5時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 防水性能 | IPX5(イヤホン本体) |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| ゲームモード | 対応(低遅延 約60ms) |
| ムービーモード | 対応 |
| ダイナミックEQ | 対応 |
| 風切り音低減 | 対応 |
| 専用アプリ | TRUEFREEアプリ(iOS / Android) |
| 付属品 | イヤホン本体、充電ケース、USB-Cケーブル、日本語説明書、アプリガイド |
外観・デザイン:実用重視のマットブラック
ケース、イヤホン本体ともにマットブラック仕上げで、派手さはなく落ち着いた印象です。ロゴは天面中央に小さく「TRUEFREE」と入っているだけで、全体的にシンプル。悪く言えば地味、良く言えばどんな持ち物にも馴染むデザインだと感じました。


質感はややサラっとしたマット塗装で、指紋は目立ちにくい一方、細かな擦り傷は比較的つきやすいです。実際、1週間ほど通常使用しただけでケースにはそれなりに傷が入りました。
カバンやポケットにそのまま入れて持ち運ぶ人は、早めに傷が増えるタイプのケースだと思います。
ケースのサイズ感:厚みはあるが実用的
手に乗せてみると分かる通り、厚みはしっかりあります。
コンパクトなカナル型イヤホンのケースと比べるとひと回り大きめで、ジーンズの前ポケットに“ギリギリ入る”くらい。スーツのポケットだと少し存在感が出ます。


一方で、このサイズ感には理由があって、
- クリップ型イヤホンを安定して収納できる
- バッテリー容量を確保できる
- 開閉時に扱いやすい形状にできる
といった実用面のメリットも感じました。
「薄さ最優先」ではないものの、日常使いのバランスは悪くないという印象です。
開閉のしやすさ:切り欠きが地味に便利
ケース前面には指をかけられる深めの切り欠きがあり、これが想像以上に使いやすかったです。
片手でも、
・親指を切り欠きに引っかける
・そのままパカッと開ける
という動作がスムーズにできました。ツルツルしたケースだと開けにくい場面が出がちですが、C10はこの点でストレスが少なめです。
インジケーター:バッテリー残量が分かりやすい
ケース正面にはLEDインジケーターがあり、充電状況や残量が直感的に把握できます。


- 緑:十分に残っている
- オレンジ:やや少ない
- 赤:充電推奨
といったイメージで、ぱっと見で判断できました。アプリやスマホでで細かく確認しなくても良いのは実用面でありがたいポイントです。
イヤホン本体の見た目
イヤホンはクリップ+丸いドライバー部という独特の形状。
装着前にテーブルに置くと少し未来的な見た目ですが、耳に装着すると意外と目立ちません。


表面はケースと同じくマット仕上げで、指紋はつきにくい印象です。
付属品・説明書
箱を開けると、日本語の簡単な説明書が同梱されていました。


ペアリング方法、リセット方法、基本操作が一通り図解されており、
- 初めてオープンイヤー型を使う人
- ガジェットに詳しくない人
でも迷いにくい内容でした。厚い冊子ではなく、要点をまとめたクイックガイドなのも好印象です。
装着感:軽さは間違いなく強み
実際につけてみてまず感じたのは、とにかく軽いということ。
私は一日で数時間つけっぱなしにしてみましたが、耳が痛くなることはほとんどありませんでした。
良かった点(私の体感):
- 圧迫感がほぼない
- メガネ(サングラス)と干渉しにくい
- 耳が蒸れない(開放型の良さ)
一方で、気になった点もあります。
- 私の耳だと、動きが激しいときに微妙にズレる
- 耳の形によっては「緩い」と感じる人がいそう
通勤・家事・散歩・デスクワークなどの日常使いにはかなり向けだなと感じました。
音質:ここが一番の分かれ目
C10で“本気の音楽鑑賞”は厳しい。
これが私の率直な感想です。
音を鳴らした瞬間、まず感じたのは
「音が少し遠くから鳴っている」ように感じるということ。
ボーカルが耳の中にピタッと定位する感じではなく、
一歩離れたところにスピーカーがあるような印象でした。
これは欠点というより構造上の宿命で、C10は耳の奥に入れないタイプ。だから音がダイレクトに鼓膜へ届かないのは当たり前です。頭では理解していましたが、実際に聴くとその違いは思った以上に大きかったです。
低音
- 重低音はかなり控えめ
- キックの“ドン”という圧はほとんど感じない
- ヒップホップやEDM好きな方には物足りないかも
中音
- 会話やナレーションは聞き取りやすく、ラジオ感覚
- ただし、音楽になると「目の前で歌っている」感じではなく、少し引いた位置で歌っている印象
ここが「音楽鑑賞には向かない」と感じた一番の理由でした。
高音
- 刺さる感じはなく、聞き疲れしにくい
- 細かいニュアンスや空間表現は控えめな印象
使い方を変えたら評価が変わった
最初は正直、



音楽を楽しむには微妙かなぁ
と感じていました。
ところが、使い方を変えてみたら印象が大きく変化。
- 家事をしながら音楽を流す
- 散歩中にラジオを聞く
こうした“ながら聴き”では、むしろこの少し遠い音が心地よかったんです。耳が疲れにくく、周囲の音も普通に聞こえるので安心感もありました。
結果的に、私はこんな使い分けに落ち着きました。
- 音楽をじっくり聴きたいとき → 別のイヤホン
- 作業中・移動中・家事中 → C10
通話品質
室内では普通に会話できました。
ただし、風がある屋外では風切り音が気になるなという印象です。
長時間のオンライン会議にはやや物足りないものの、ちょっとした通話には十分というのが私の評価です。
接続・操作
Bluetooth接続は安定していて、途切れることはほとんどありませんでした。
動画視聴(YouTube・Netflix)も問題なし。ゲームモードは搭載されていますが、FPSや音ゲーのような低遅延が求められる用途には厳しいかもしれません。
操作は物理ボタンなのが個人的に好印象でした。誤操作が少なく、扱いやすいです。
バッテリー持ち
私の使い方では、充電切れで困ることはほぼありませんでした。
日常使いには十分な持ちだと思います。
良かった点・気になった点(私の整理)
良かった点
- とにかく軽くて楽
- 長時間でも耳が疲れにくい
- 周囲の音が聞こえて安心
- 物理ボタンが使いやすい
- コスパが良い
気になった点
- 低音が弱い
- 音が少し遠く感じる
- ノイズキャンセリングはない
- 激しい運動には不向き
- 音楽鑑賞には少し物足りない
向いている人・向いていない人
向いている人
- 在宅ワークしながらBGMを流したい
- ポッドキャストやラジオ中心
- カナル型が苦手
- 軽さと快適さを重視したい
向いていない人
- 音楽を本気で楽しみたい
- 重低音が好き
- ノイズキャンセリング必須
- 電車の騒音を完全に遮断したい
- ゲームで低遅延が必要
最終評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 装着感 | ★★★★☆ |
| 音質 | ★★★☆☆ |
| 通話 | ★★★☆☆ |
| バッテリー | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
| 総合 | ★★★☆☆ |
価格が3,000円台なので多くを求めてもいけませんが、クリップ型のイヤホン入門にはもってこいです。
失敗しても痛くない価格ですし、ガッツリ音楽鑑賞できないことに目を瞑れば「これでいい」というクオリティはあります。
まとめ
C10は音質を求めるイヤホンではありません。
ただし、
- 軽くて楽に使いたい
- 耳を塞ぎたくない
- ながら聴きが中心
という人には、かなり満足度の高い一台だと感じました。
私自身は「音楽鑑賞用メイン機」にはしませんが、日常のサブ機としては手放せない存在になっています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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