先日紹介したコスパ抜群のイヤホンであるTranya Nova。
機能も全部入りで文句なしと評価したイヤホンに廉価グレードの「Tranya Nova Lite」が発売されていました。
ノイキャン、マルチポイント、ワイヤレス充電が搭載され、価格が抑えられたモデル。
安物買いの銭失いではないのか、Novaとどちらを買うべきなのか比較していきます。
スペック
スペックは本家Novaを比較対象に解説していきます。
コーデックは高音質コーデックには対応しておらず、ノイキャンがNovaよりも少し弱いというスペックです。
それ以外の面で言えば、Novaにはなかった着脱センサーが搭載され、機能性はLiteが上回るという矛盾したような結果に。
ノイキャンに関しては双方ともに強力な部類ですが、野外で使用する際には少しLiteの方が風の音が気になったので△としています。
機能に関しては盛るに盛っているものの、最安価格は2,000円の開きがあり、どちらを選ぶか悩ましいです。
機能面はあまり差がないように感じるが・・・。
価格が安いからLiteなのか?
外観
外観に関してはNovaと色が違うだけで全く遜色ありません。
カラーは女性にウケの良さそうな珍しいベージュカラー。すごくクリーム色が強いと言うわけではなく、白寄りのベージュといったところでしょうか。
スティック部分も短すぎず長すぎません。マイクは上部と下部に2つずつの計4つのマイクを搭載しています。
ケース下部にUSB-Cのポートがあります。Liteといえどワイヤレス充電がオミットされなかったのは嬉しいです。
Novaと比較するとこんな感じ。外観に変化はなく、LiteのケースにNovaを入れることだってできちゃいます。
色味で違いますが、Liteのベージュカラーの方が指紋と傷が目立ちにくいですね。
同梱物
同梱物は画像の通りシンプルな内容です。イヤーピースは本体装着分を含めて3種類同梱されています。
説明書も完全日本語対応で初心者にもわかりやすく、保証書も兼ねています。
価格は抑えていますが、15ヶ月も保証されるので安心して使えますね。
バッテリー持ち
バッテリー持ちはノイキャン無しで最大8時間程度、公式にはANCでのバッテリー持ちの記載がありませんが、体感では6時間程度でした。
1日に通勤通学と昼休憩で使用する分には、1回の満充電で5日程度持つかなといったところ。(ノーマルモードの使用は少数派でしょうしね)
急速充電も搭載されているので、充電するのを忘れた場合でも10分の充電で最大2時間使用することができますよ。
ノイキャン性能
Liteといえどノイキャンは結構パワフルです。高音を消すことはできませんが、低音や家電の駆動音などはかなり小さくすることができます。
Novaの方がスペック上のノイキャン性能は高めですが、大きな差は感じませんでした。
音楽を流せばノイキャンと相まって周りの音はほとんど聞こえなくなるといっても良いでしょう。
体感の問題かもしれませんが、Novaの方が風雑音に関しては強いイメージがありました。選ぶ際に参考になればと思います。
外音取り込み性能
外音取り込みが本家Novaと明確に差が出たポイント。
拾う音が少し小さいので、イヤホンをつけたままでの会話は少しだけやりづらく感じました。
とはいえ、あくまで比較した上で劣っていると感じただけで、日常的に使うには問題ないレベル。
コンビニで店員さんと少し会話するなどの用途であれば問題なくこなせますよ。
音質
12mmのドライバーと記載がありますが、おそらくダイナミックドライバーかと思います。
Novaの音質がかなり良かったので、価格的にも少し音質を落として来るだろうと予想していましたが、いい意味で予想を裏切ってきました。
中・低音域が強めでガツンとくる音質。ボーカルが少し弱めに感じるものの、イコライザーでカバーできます。
Novaはバランス寄りと考えるならば、Liteはストレートに音をぶつけてきて元気よく鳴る印象。
Liteを廉価版という認識は改めた方が良いのかもしれないなと感じます。
マイク品質
本家Novaと比較してこちらは4マイク方式。
ですが結果は意外や意外、Liteの方がなぜか声が聞き取りやすいという結果になりました。
具体的にはliteの方が通話時ノイキャンが良く効きます。
声のクリアさはNovaに軍配があがるものの、総合的にはLiteが通話性能は高いと評価しました。
専用アプリについて
この価格帯での専用アプリ対応は珍しく無くなってきましたが、ボタン設定までできるのは驚きです。
本家Novaは5タップまで細かく設定できましたが、ぶっちゃけ3タップまででも十分過ぎます。
イコライザーのプリセットのバリエーションは少なめですが、もっといじりたいという方はカスタムEQも用意されているのでいじって遊んでみてください。
ホント、5,000円以下でできること多すぎだろ・・・。
価格
スペック解説でも少しだけ触れましたが、本家Novaと比較して2,000円ほどLiteの方が安いです。
公式サイト(https://jp.tranya.com/products/novalite)でも販売がありますが、Amazonの方が手が出しやすいですね。
私が見る限りは常時クーポンが配布されているのが確認できるので、実際には画像よりも少しだけ安くなります。
実質5,000円を割っていることを考慮すると信じられないくらい多機能ですね。
割引コード:Lite10off(10%OFFクーポンです。Amazonのクーポンと併用可。)
有効時間:1月31日まで
割引コードを使用しないと絶対損ですよ!
気になる点
無い。マジで無い。あえて弱点をあら探ししても無い。
5,000円程度でこんなに機能モリモリで、しっかり使えるイヤホンが出てきたら今後の格安イヤホンの評価が難しくなります。
なんだこの化け物は・・・。
NovaとNova Liteどっちを買うべきか
ぶっちゃけこだわりがない方はLiteで問題ないと感じています。
もちろんNovaの方が高音質コーデックに対応していることもあり音質に違いは見られますが
コーデック?なにそれ美味いの??
という方には全く刺さらない内容です。(iPhoneユーザーにも関係ない話ですしね)
スペックでは本家Novaと思われがちですが、Liteには着脱センサーが搭載されているのもポイント。
着脱が多い方には結構便利な機能なので、選ぶ際の決め手としても良いと思いますよ。
総評
本家Novaも彗星の如く現れたコスパイヤホンでしたが、このLiteもコスパ最強を塗り替えるトンデモイヤホンでした。
価格破壊が半端ではないと思いつつ、イヤホンの進化が目覚ましく、低価格でも満足できるイヤホンが多くなったのは嬉しいことですね。
Tranyaの最新情報は公式X (https://twitter.com/tranya_japan)をフォローしてチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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