こんにちは!こた(@kotakotafarm)です
突然ですが、低価格イヤホンの進化が止まりませんね。
高コスパイヤホンで有名なSOUNDPEATSから、またまた高コスパ商品が発売されました。
それがSOUNDPEATS Air3 Proです。
¥6,480という低価格帯に、高性能ノイズキャンセリングとaptX Adaptiveを搭載した商品は、私が知る限りこの商品以外ありません。
また、VGPという注目ガジェットのお披露目会で「コスパ大賞」と「金賞」をW受賞しており、実績も抜群です。
VGP「受賞」の商品は期待しすぎない方が良いという印象だね。
その点、「大賞」と「金賞」W受賞は期待高め!
それでは実際の性能と使用感を見ていきましょう。
この記事はSOUNDPEATS JAPAN様より提供を受けて作成しています
SOUNDPEATS Air3 Proを買うべき人
・低価格で高性能ノイキャンとaptX Adaptive対応の商品が欲しい
・ゲームモードは絶対欲しい
・屋内での使用がメイン
・バイオセルロース振動板の音質を試したい
・低価格でも質感に妥協したくない
・ワイヤレス充電へのこだわりがない
SOUNDPEATS Air3 Proのスペック
注目のポイントは低価格で35db相当のノイズキャンセリング性能を持ちながら、aptX Adaptiveに対応しているということです。
【aptX Adaptiveって何?】
ハイレゾの主流コーデックだよ。
ハイレゾはCDの解像度を超えるスゴイ音源なんだ!
バッテリー持ちはノイズキャンセリングを使用して5時間と、十分に実用的。
防水規格はIPX4なので、お風呂での使用は避けた方が良いでしょう。
【IPX4防水って何?】
雨程度の水飛沫であれば防げるレベルだよ。
お手入れは水を直接当てるのではなく、拭く程度にしておこう。
また、ゲームモードも使用でき、遅延を少なくしてプレイすることが可能です。
SOUNDPEATS Air3 Proの外観
ケースの質感サラサラとヌルヌルを足して2で割ったような高級感のある仕上がりです。
とにかく触りごごちが良く、無駄にケースを触りたくなってしまいます。
3日ほど屋外使用しましたが、特に傷は見られず、傷がつきにくい素材であることがわかりました。
ケースを開けると残バッテリーを示すインジケーターが点灯。緑→橙→赤の順に変化します。
イヤホン本体はよくあるスティック型(うどん型)ですが、うどん部分が短く、非常にコンパクトなデザインです。
タッチセンサーの部分だけ素材が異なっており、触感でセンサー部分がわかるようになっています。
ロゴ部分がキラリと光って、良いアクセントになっていますね。
ケースは非常にコンパクトで薄い作りになっています。
サラサラした素材であることも相まって、ズボンのポケットや胸ポケットにも楽に収納できます。
SOUNDPEATSの文字も印字ではなく刻印のため、長期使用で印字が消えてしまうこともありません。
つまり、使用感によるリセールが下がりにくいです。
イヤホン本体は4gと標準的。ケースと合わせても10円玉で換算すると8枚分くらいの重さです。
ケースが薄くて平べったいので、正直持った感じがしないほどの軽さを誇ります。
商品名の「Air」はダテじゃありませんね。
【内容物】
・説明書(完全日本語対応)
・イヤーピース
・充電ケーブル(USB-C)
内容物はとてもシンプルで、最小限に抑えられています。
普段使用しているスマホの充電器がUSB-Cであれば、そのまま流用することができますね。
説明書は当然のごとく日本語対応されています。
装着感は軽くて付け心地が良いです。
耳から飛び出す面積が少ないので、女性でもスッキリした印象になりますね。
本体カラーはブラックのみ。
AirPodsの明らかにうどんっぽい色が苦手な方は、選択肢として十分にアリです。
SOUNDPEATS Air3 Proのノイキャン性能
最大–35db軽減と、スペック上での実用性は十分です。
実際の性能ですが、室内で使用する際のエアコンや冷蔵庫の稼働音はスッと消えます。
完全な無音ではなく、小さく「サー」っとホワイトノイズが入るので賛否が分かれるでしょう。
ホワイトノイズの音が心地よくて集中できるという人もいるよ。
ともあれ、屋内で使用する際には文句なしの性能ですね。
SOUNDPEATS Air3 Proの外音取り込み
人の声も含めて、周りの音を十分に取り込むことができます。
評価をするならば「価格なり」と言ったところでしょうか。
高級機に匹敵するとはいえませんが、普段使いで困ることはないでしょう。
衣類が擦れる音を少し強調して取り込む傾向にあり、ガサガサという音が人によって受け付けない可能性があります。
SOUNDPEATS Air3 Proの音質
SOUNDPEATS製品の特徴として、低音が強い傾向にあるのですが、本機はバランス良くクリアな音質です。
低音を重視する人には合わないですが、万人受けする音だと感じました。
aptX Adaptiveで接続すれば音の解像感が向上するので、Androidユーザーの方は音を楽しむことができますね。
※aptX Adaptive対応のスマホが必要です
SOUNDPEATS Air3 Proのマイク品質
可もなく不可もない、至って普通な通話品質です。
テレワークにも問題なく使用できますが、少し声がざらつくような印象を受けました。
マイク品質を重視してこの商品を購入する方は少ないと思うので、あまり気にする必要はないでしょう。
SOUNDPEATS Air3 Proの価格
発売からほとんど日が浅いので、大きな値引きはありません。
しかし、SOUNDPEATSは新商品でもタイムセールでガンガン値下げするので購入を焦る必要はありません。
Amazonだけに限らず、楽天市場でも割引クーポンや楽天ポイントを絡めるとお得に購入できます。
初回購入キャンペーンでは30%引きの¥4,536で購入できたことから、¥5,000台の値下げも十分考えられるでしょう。
中古相場(2022.01.29現在))
フリマ相場で¥4,800〜¥5,500での取引があります。
発売して間もないので、相場にはかなりブレがありますね。
タイムセールでの値下げ次第ですが、¥4,000台であれば購入して問題ないでしょう。
タイムセールで¥5,000前半を叩き出した場合は、迷わず新品を購入するのが吉です。
イヤホンは中古品に衛生上の好き嫌いがあるから、中古価格は参考程度にしてね!
SOUNDPEATS Air3 Proの気になる点
¥6,480という価格にノイキャン+aptX Adaptiveと、機能的には満足ですが、少し気になる部分がありましたので紹介します。
屋外の使用に向かない
風雑音のノイズキャンセリングに対応していないので、風を受けた際に「ザッ、ザザー」っと砂嵐のような雑音が入ります。
風が少し強い日に屋外で使用するとノイズキャンセリングが使い物にならないということです。
ノイズキャンセリング自体は強力ですので、屋内で集中したい時の使用が望ましいですね。
着脱検知がない
前モデルとして「SOUNDPEATS Air3」というモデルがあるのですが、そちらには着脱検知があります。
上位モデルという位置付けなのに関わらず、便利な機能を取り上げられたのは残念。
「Pro」の名を冠するのであれば、便利機能な機能は残して欲しかったです。
イヤホンが取り出しづらい
これはSOUNDPEATS製品の宿命と言えるのでしょうか。
指紋がつきづらい特性上、サラサラしていてイヤホン本体が持ち上げづらいです。
本体収納は縦置きではなく、平置きにすることでスティック部分を掴みやすくなるので取り出しやすくなります。
ケースデザインはAirPods Proに寄せなくても良いのでは?
SOUNDPEATS製品でいうならばH2というモデルが平置きにあたりますね。
ライバルとの比較
低価格でノイズキャンセリング+aptX Adaptiveの商品がないため、あえて比較するならば自社製品の「SOUNDPEATS T2」があげられます。
形状とコーデックこそ違いますが、ノイズキャンセリング性能は同等であり、スペックと予算に応じて選択すると良いです。
予算を抑えて実用性重視なら「T2」、質感と携帯性及び、aptX Adaptiveを使用したいのであれば「Air3 Pro」ですね。
SOUNDPEATS T2もレビューしているので、気になったらチェックしてくださいね。
SOUNDPEATS Air3 Proの総評
ノイキャンはあるけどaptXに対応していなかったり、aptX対応だけどノイキャンがないという低価格ワイヤレスイヤホンに革命を起こしたと言っても過言ではありません。
Amazonや楽天で頻繁に値下げされると思うと、恐ろしいコスパになりますね。
コスト面で他メーカーの追従が難しいと思われるため、間違いなく売れそうな予感。
2022年は始まったばかりというのに、これからが楽しみでなりません。
また良い意味でコスパイヤホン界隈が荒れるな・・・
こた(@kotakotafarm)でした!
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