こんにちは!こた(@kotakotafarm)です。
今回は安いのバッテリー性能がトガりまくったスマートウォッチを紹介します。
バッテリー以外の機能も完成度が高く、非常に使いやすくお気に入りです。
スマートウォッチを使用していてこのように感じたことはありませんか?
これらの悩みを一発で解消できる「Amazfit Bip S」という4000円程度で購入できるスマートウォッチがあります。
「いやいや、4000円とかさすがに安すぎて信用できんだろ」という意見も死ぬほどわかりますが、「huami」という元Xiaomi傘下の企業が製造しているブランドで、クオリティもバツグンです。
もちろん安いなりにデメリットもありますが、ハイエンドモデルすらねじ伏せるトガりすぎた性能を解説していきます。
Amazfit Bip Sのスペック
※注目すべき点を赤色にしています。
発売日 | 2020年6月 |
大きさ | 縦42㎜・横35.3㎜・高さ11.4㎜ |
重さ | 31g |
防水規格 | 5ATM |
ディスプレイ | TFT LCD/半透過ディスプレイ |
画面サイズ | 1.28インチ |
画面材質 | ゴリラガラス3/指紋防止コーティング |
解像度 | 176×176ピクセル |
Bluetooth規格 | 5.0 |
バッテリー持ち | 最大40日間 |
日本語対応 | ◯ |
GPS | GPS(ソニー製)/GLONASS |
専用アプリ | Zepp |
【忙しい人向け】Amazfit Bip Sを買うべき人
チープカシオに抵抗がなく、見た目の安っぽさをレトロだと感じることができる人であればどっぷりハマると思います。
必要十分な機能は揃っていてストレスなく使えますし、常時点灯で1ヶ月以上のバッテリー持ちという変わり種が欲しい方にもオススメです。
外観は正直安っぽいので、高級感を求める方や血中酸素濃度(SpO2)の測定がしたい方には向きません。
Amazfit Bip Sの外観
ケース本体はプラスチック感が強く高級感はありませんが、腕につけてみるとプラスチック感が強い部分が腕に密着するため、安っぽすぎるということはありません。
ボタンは側面に一つだけで、この部分だけはステンレスを採用しているようです。
ベルトはワンタッチで外せる仕様になっており、TPOに応じたり、劣化してきたとしても簡単に交換ができるようになっています。
重量も非常軽く、腕に着けていて違和感を感じることはありませんでした。
Amazfit Bip Sのディスプレイ
画面サイズは1.28インチと最近のスマートウォッチと比較して大きい部類ではありませんが、表示されるアイコンや文字は見やすいので不便さを感じることはありません。
この機種は「半透過ディスプレイ」という、光を反射して画面を見えるようにすることで、常に画面が見えている状態であり、一般的なスマートウォッチとは完全に差別化されています。
腕を持ち上げた時に画面が点灯しなくて面倒に感じたことはありませんか?
もちろんバックライトを点灯させることもできるのですが、点灯しなくても視認性は非常に良いので、腕を持ち上げた時に点灯せずにイライラすることはありません。
また、指紋防止コーティングがされていることもポイントです。ディスプレイがサラサラしており、指紋が全然つきません。
スマートウォッチは必然的にディスプレイを触って操作しますので、指紋ベタベタだと清潔感がなくなってしまいます。
精神衛生的にも、手間なく清潔感を保てるというのは嬉しいポイントです。
Amazfit Bip Sのバッテリー持ち
脅威の40日持続のバッテリーを搭載しており、駆動時間は現存するスマートウォッチの中でもトップクラスです。
実際に使用しても1日あたり3%前後しか減っておらず、ほとんどスペック通りのバッテリー持ちであることがうかがえます。
しかも常時点灯の状態で40日前後持つわけです。もうわけわかんねぇな・・・。
ハイエンドモデルであっても、常時点灯を使用すると長くて2〜3日しかバッテリーが持たないことを考えると、「Amazfit Bip S」のトガりっぷりがわかると思います。
充電器はマグネット式ではなく、がっちりとはめる台座タイプ。マグネット式と比較するとお手軽感は薄れますが、絶対に外れないので確実に充電できます。
単純計算で1年に10回も充電する必要がないので、充電器の存在はもはや空気です。
Amazfit Bip SのGPS性能
ソニー製のGPSとGLONASSを搭載しているため、GPS精度は安定しています。
スマートフォンを持ち歩かなくても、スマートウォッチだけでGPSの測位をすることが可能です。
あえて変なルートを歩いてみましたが、バッチリと移動したルートをとらえて表示できていました。
ソニー製のGPSとGLONASSという二つの位置情報測位システムがあれば、安心感もバッチリです。
価格が安くて手を出しやすい
ここまで紹介してきた機能モリモリで、なんと価格が4000円前後です。(クーポン適用)
実は「Amazfit Bip S」は日本Amazonで数ヶ月前まで12000円で販売されていました。
しかし、1年前のモデルということもあり急激に値崩れし、新品価格で4000円まで値段が落ちているという現状です。(セール時は4000円を切っていました)
バッテリー持ちが気になるスマートウォッチをお使いの皆さんは、サブ機として使用するのもアリです。
Amazfit Bip Sのデメリット
正直5000円以下でこの性能であれば、ほとんど文句のつけようがないのですが、他の低価格スマートウォッチと比較すると3点ほど絞り出せたので解説します。
外観がチープ
外観の項目でも触れていますが、全体的にプラスチック感があって少しおもちゃっぽいです。4000円という低価格ならば仕方ないのですが、高級感を求める方は受け付けない質感だと思います。
チープカシオのレトロ感が好きな方は気にいると思いますよ。
フォントがチープ
解像度が低めであるため、フォントがゲームボーイのような見た目です。(わかりますか?)
バッテリー持ちを優先するために仕方ない部分だと思いますが、表示はしっかりしており、見にくいことはありませんので慣れの問題です。
このフォントのチープさを懐かしく感じるか、安っぽいと感じるかで悩むかと思いますが、一度購入して気に入らなけばフリマサイトにでも投げればOKです。
血中酸素濃度(SpO2)の計測ができない
最近のスマートウォッチは3000円程度のものでも血中酸素濃度の計測ができますが、この機種は少し古いため搭載されておりません。
ですが、スマートウォッチでの血中酸素濃度の計測は「医療機器認定」を取得しているわけではありませんので、あくまで目安となります。
血中酸素濃度の計測を重視する方はおそらく候補から外れてしまいますが、スマートウォッチでの計測はあまり過信しないようにしましょう。
Amazfit Bip Sの総評
2021年8月まではAmazonで12000円で販売されておりましたが、9月から4000円を割り込むようになり、一気に購入のハードルが下がりました。
「常時点灯、バッテリー持ち40日間」という使い勝手の良さは他のスマートウォッチにはない大きなメリットです。
スマートウォッチを普段使いしている方は、手首を持ち上げた時に点灯しなかったらストレスを感じませんか?そのストレスは一切ありません。
最新機種と比較すると機能的に物足りない部分もあると思いますが、4000円で常時点灯とバッテリー持ちが最高という点で雑に使い込んでも良いですね。
名機というものは、古くなろうとも誰かが愛用し続けるものです。この「Amazfit Bip S」という機種は、4000円前後を維持し続けるなら間違いなく名機だと思います。
本当に素晴らしいクオリティですので、ぜひ1度手にとってみてくださいね。
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