【Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー】中古もアリ!LDAC対応の全部入りイヤホン

こた
こた

こんにちは!こた(@kotakotafarm)です。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)対応のイヤホンで何万円も払いたくないけど、「機能全部入りで高級感があるイヤホンが欲しい!」という欲張りな方はいませんか?はい、私もそうです。

もろもろ調べた結果、このイヤホンに行きつきました。

Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro(あんかーさうんどこありばてぃえあーつーぷろ)」

クッソ長い!覚えにくい!

茶番はさておき、機能モリモリで妥協なしの良いイヤホンだったので解説していきますね。

目次

【忙しい人向け】Soundcore Liberty Air 2 Proざっくりまとめ

【Goodポイント】

・ビジュアル、性能、ネームバリューの三拍子が揃った優秀なイヤホン

・アップデートでLDACに対応。同社のコスパ最強ワイヤレスイヤホンと謳われるSoundcore Life P3とは明確に差別化されている

・同社新製品の「Soundcore Life P3」の登場により中古価格が低下。1万円を切り入手しやすくなった

・ノイキャンはAirPods Proに匹敵するレベルで非常に強力

・専用アプリ内に、聴覚に合わせて自動でイコライザーを調整する機能「Hear ID」があり、自分に最適化された音で音楽を聞ける

【Badポイント】

・ノイキャン、外音取り込み、ノーマルモードの切り替え時にアナウンスがなく、モード切り替えがわかりにくい

・防水性能はIPX4で少し弱め。過信は禁物

Soundcore Liberty Air 2 Proのスペック

発売日 2021年4月21日
重量 ※()はケース込 約10g(約61g)
脱着センサー
バッテリー持ち ※()はケース込 約7時間/ANC使用で約6時間(約26時間/ANC使用で21時間)
充電方式 USB-C /ワイヤレス充電
Bluetooth規格 5.0
防水規格 IPX4
対応コーデック SBC/AAC/LDAC
ドライバー 11mm
価格 ※()はフリマ中古相場 12980円(8,500円〜10,000円)
こた
こた先生

【教えて!こた先生!】初心者向けざっくりスペック解説

・防水は雨とかの飛沫がかかる程度なら大丈夫。水洗いはやめてね!

 

・コーデックはSBCとAACが対応なら、Android、iPhone共に接続できるよ!

 

・LDACはいわゆる「ハイレゾ」というやつで、めちゃくちゃ音質が良いことが特徴だよ!一部のAndroid端末だけで使えて、iPhoneでは使えないから注意してね。

Soundcore Liberty Air 2 Proの外観

よく言われるうどん型のイヤホンなので、持ちやすく使い勝手が良いです。AirPods Proなどのうどん型と比較するとTheガジェットと言った感じのメカメカしさはありますが、スタイリッシュでカッコいいです。

特にケースの開き方が特徴的で、上方向にスライドさせて開きます。片手で開くことができ、引っかかりもなくスムーズに開けることができるのでストレスフリーです。

このような他のイヤホンにはないギミックも所有欲を満たせるポイントですね。(ガジェオタにはたまらんです)

付属品はType-Cケーブルと取扱説明書、イヤーピースが9種類付属しています。

イヤーピースは全部で9種類あり、「こんだけあればどれかは合うでしょ?」というAnker様の大盤振る舞いです。イヤーピースの密着感はノイキャンと音質に影響するので、過剰に付属している方がありがたいです。仮に密着しているかわからない場合は、専用アプリで確認できるので初心者にも優しいですね。(後述します)

カラーバリエーションはブラックの他に、ホワイト、ネイビー、ピンクがあり、幅広い年齢層に対応していることも嬉しいポイントです。

充電はUSB-Cで行い、もちろんワイヤレス充電にも対応しています。

ワイヤレス充電に対応していれば、無駄にケーブルを増やさなくて良いのがありがたいですね。

Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリング性能

ウルトラノイズキャンセリング」という、利用シーンに合わせてアプリでノイキャン性能を変更できる点が特徴的。

実際の効き具合ですが、これがまた非常に強力でAirPods Proに匹敵するレベル周りの音が消えます。(体感です)

利用シーンの選択は「交通機関モード」、「屋内モード」、「屋外モード」の3種類があり、低〜中周波の雑音メインにかき消してくれます。高周波の音はさすがに除去しきれません。

ほとんどの場合は、「交通機関モード」を選択しておけば十分な効果を得られます。

Soundcore Liberty Air 2 Proの外音取り込み

外音取り込みの効果は微妙とも言われていますが、大音量で音楽を聞いていなければ普通に周りの音は拾えます。

また、アプリで人の声を中心に拾ってくれる設定もあるので、ほとんどの人が不満なく外音取り込みの効果を実感できるでしょう。

Soundcore Liberty Air 2 Proの音質

1万円以下のイヤホンと比較すると明らかに音質は良いです。低音がやや強く、高音はクリアに聞こえてまとまりのある音です。

イコライザーを調整することで自分好みの音質に仕上がるため、好きな音楽のジャンルに合わせて音を変えることができます。

飽きが来なくて使っていて楽しいイヤホンですね。

Soundcore Liberty Air 2 Proの価格推移と中古相場

Soundcore Liberty Air 2 Proの価格推移

引用元:Keepa

Amazonでの新品価格は12,980円です。

上記画像の通りですが、人気機種なので滅多に値下がりすることがありません。

たったの1度だけ6月のAmazonプライムデーで1万円を切る大幅値下げが行われていますが、それ以降はほとんど定価による販売です。(2021年11月現在)

次に新品を狙うのであれば、年末年始セールが期待大です。

一方、フリマサイトでの中古価格は落ち着きを見せていて、

・開封済中古品が8,500円〜9,000円程度

・未開封品が10,000円程度

で購入することができます。中古品に抵抗がある方は必然的に新品となるのですが、中古品であればかなり3,000円〜4,000円安く買えるので一考の余地ありです。

中古品を購入する際は、出品者に以下の点を必ず確認してください。

こた
こた先生

【教えて!こた先生!】中古品を買う際の注意点

 

・出品者の評価件数は必ず見よう(評価0の新規アカウントはなるべく避ける)

 

・付属品の欠損、製品の不具合はないかチェック!

 

・製品の購入月、利用頻度の記載がなかったら必ず確認しよう!

 

Amazonの注文番号or店舗購入時のレシートをもらおう!(製品保証を受ける際に必要です)

 

少し手間ですが、トラブルを避けるために慎重に取引をしましょう。

安く手に入れる場合、手間を惜しむと失敗します(過去の私です)

Soundcore Liberty Air 2 Proの保証期間

Soundcore Liberty Air 2 Proの保証期間は、なんと18ヶ月保証です。

「いやいや、そう簡単には壊れないよ?」というAnkerの自信を感じます。

Ankerの公式サイトに会員登録すると、保証が6ヶ月伸びて2年保証になります。

もし壊れてしまったとしても2年保証があれば安心ですね。

https://www.ankerjapan.com/account/register

↑会員登録用のページです

中古品の保証期間

Ankerのサポートに問い合わせた結果、「中古品の場合は、出品元の購入日時から起算して18ヶ月以内であれば保証対象になる」とのことでした。

【例】出品元が2021年1月に新品購入したものを、2021年6月に中古で購入した

保証は2022年7月まで

中古品でも保証を受けられるのはとても太っ腹ですね。

なるべく新品購入してから日が浅いものを選ぶのがオトクですね。

専用アプリ「Soundcore」に関して

かゆいところに手が届くよう、自分好みにカスタマイズができるので必ずインストールすることをオススメします。(インストールしなくてもイヤホンは使用できます)

できることが多いので細分化して紹介します。

Soundcore
Soundcore
開発元:Power Mobile Life LLC
無料
posted withアプリーチ

 

Hear ID

低周波から高周波までの音を小さく流してテストし、聞こえづらい周波数の音を自動で引き上げて調整してくれる機能です。

イコライザーにこだわりのない方は、とりあえずHear IDに任せておけばOKぐらいの神がかったシステムです。

もちろんイコライザーもいじることができ、プリセットは22種類もあります。

しっくりくる音質でなかった場合でも、カスタマイズすることができるので、こだわりの強い方でも安心です。

モード設定

・ノイズキャンセリングの軽減具合を調整(どの音を消す?)

・外音取り込みで拾う音を選択(どの音を拾う?)

上記のように「どの音を拾って」、「どの音を消すのか」という調整を行うことができます。

こた
こた

【オススメ設定】

 

ノイズキャンセリングモード→「交通機関」

 

外音取り込みモード→「音声フォーカス」

 

基本的に上記の設定にしておけば、ノイズキャンセリングは強く、外音取り込みは人の声を中心に拾うので使い勝手が良いです。

イヤーチップ装着テスト

イヤーチップが自分の耳に合っているのかわからない・・・」という初心者にも安心な機能です。

自分の耳に合いそうなイヤーチップを適当に選んで、テストを開始するだけでアプリが判断してくれます。

イヤーピースが自分に合っていると思っていても、実は音漏れしていたことを発見できるきっかけにもなりますね。

タッチ操作のカスタマイズ

1回タップ、2回タップ、長押しのタッチ操作をカスタマイズすることができます。

右のイヤホンと、左のイヤホンの操作を別々に割り当てることができるため、非常に便利です。

「1回タップの誤作動が心配」という方は、1回タップの操作を切ることも可能です。

使い勝手を自分好みにできるので、ストレスなく使えますね。

Soundcore Liberty Air 2 Proの気になる点

ほとんど弱点がありませんが、1点だけ気になる点を発見したのでご紹介します。

モード切り替えがわかりにくい

イヤホンでモードを切り替えた場合、音声で「ノイズキャンセリング」などのアナウンスがなく、電子音が鳴るだけなのでわかりにくいです。

雑音が大きい場所で使用する際はノイキャンが効くので何となくわかりますが、静かな場所だと通常モードとノイズキャンセリングモードの違いがわかりません。

欠点らしい欠点ではないですが、慣れるまでは勝手が悪いかもしれませんね。

Soundcore Liberty Air 2 Proの総評

今まで紹介してきたイヤホンの中では価格が高めですが、価格が高い分イヤホン自体の性能とアプリの完成度に妥協がありません。

ワイヤレスイヤホンは種類が多く、次々と新しい機種が出てしまうので迷ってしまうという方はこのイヤホンであれば長く使っていけるでしょう。

中古相場が落ちており、新品価格よりも手を出しやすいので、抵抗がなければ中古品を選ぶというのも1つの手です。

今回もありがとうございました!

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