インフルエンサーの皆さんがこぞって「睡眠には投資しろ」だとか、「買ってよかったものランキング1位!高級寝具!」とか言っていますよね。
けどそれはプラシーボじゃない?睡眠の質を改善したいなら、まずはスマートウォッチでデータ取ろうぜ?と思うこた(@kotakotafarm)です。
今回はトータルのスペックは高いものの、その中でも睡眠分析に力を入れているスマートウォッチのレビューです。
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いや、前回レビューしたHUAWEI WATCH FITやないかい。
見た目は前回レビューしたHUAWEI WATCH FITとそっくりですが、要所でOPPOのこだわりが見え隠れします。
パクリというわけではないので、違いを楽しみながら読んでくださると嬉しいです。
【忙しい人向け】OPPO Watch Freeを買うべき人
・大画面のスマートウォッチが欲しい
・ワークアウト性能は高い方が良い
・睡眠分析は重視したい
・他と被らない見た目のスマートウォッチが良い
・予算は1万円以下
OPPO Watch Freeのスペック
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ディスプレイは1.64インチ有機ELディスプレイで、数あるスマートウォッチの中でも大きく視認性は◎。
防水は5気圧防水で、水道でジャブジャブ洗っても問題ないほどの防水性があります。
血中酸素濃度の測定は睡眠時のみ自動測定に対応し、普段は手動での操作が必要です。
後述しますが外観が非常に似ているHUAWEI WATCH FITと比較して、GPS、AOD (常時点灯)はありません。
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必要な機能にフォーカスして価格を抑えたのは嬉しいね!
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OPPO Watch Freeの外観
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ケースは樹脂であるものの、特有のテカリが抑えられてシックな印象。ぱっと見の安っぽさは全く感じられませんでした。
大画面の有機ELディスプレイで粗さは感じられず、高精細で美しいです。
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ベルトはTPUであるものの、レザー長に加工された珍しいデザインです。
通常レザーベルトは水気厳禁ですが、TPUなので水がかかっても問題ありません。
OPPO Band Styleは安価でフッ素加工ベルトが付属していましたし、OPPOの素材へのこだわりが見て取れますね。
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裏面はセンサーと充電接点が搭載されています。素材は樹脂。
ベルトはワンタッチで簡単に取り外しできるものの、専用設計なので注意が必要です。
ベルトの安っぽさが全然ないので、劣化以外で交換する必要はないように感じました。
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内容物は取扱説明書と充電ケーブルのみのシンプルな構成。
取扱説明書は画像の通り、完全日本語対応なのでスマートウォッチ初心者には嬉しいですね。
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男女の装着イメージです。
大きめのボディに反してかなり軽いので、腕への違和感が全然ありません。
腕が細い方には少し大きくも見えますが、有機ELの鮮明さと相まって文字などは非常に読みやすいです。
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通知などを大画面で確認したい方にはうってつけだね!
OPPO Watch Freeのバッテリー持ち
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計測頻度などの各種設定は以下の通りです。
・輝度→自動
・心拍モニタリング→6分間隔
・睡眠モニタリング→ON
・SpO2(血中酸素濃度)自動測定→リアルタイム測定
・通知→1日あたり50件前後
これらの設定で、1日あたり25%前後バッテリーを消費しました。
公称14日間のバッテリー持ちとのことですが、各種測定の間隔を長くするか、そもそもOFFにしないと厳しいでしょう。
心拍モニタリング、睡眠時の血中酸素濃度のリアルタイム測定が魅力なので、バッテリー持ちを追求するのはお門違いかもしれませんね。
OPPO Watch Freeのワークアウト性能
スペックシートに記載のある通り、ワークアウトモードは100種類以上搭載されています。
1万円以下の機種でも、100種類以上は当たり前のようになってきていますね。
GPSはありませんので、運動したルートを測定したい場合はスマホを持ち歩く必要があります。
歩数精度
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歩数の計測にはオムロンの歩数計を使用しています。
計測は1度だけですが、誤差が±5%以内と正確なことにびっくりしました。
ローエンドのOPPO Band Styleが10%ほどずれていたので、センサー類の進化を感じますね。
XiaomiやHUAWEIのスマートウォッチと比較しても精度が高く、強みと言えるでしょう。
心拍精度
比較対象として、心拍測定には高精度心拍センサーのPolar H10を使用しました。
睡眠計測をウリにしているので、心拍精度の高さが求められます。
結果として、同社のOPPO Band Styleより精度が向上し、センサーが着実に進化していることがわかりました。
ウォーキング→ジョギング(低〜中強度トレーニング)
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使用しているアプリが違うので見え方に差があるものの、かなり正確といって良いのではないでしょうか。
グラフの形はほとんど同じで、ウォーキングからジョギングへの心拍数の変化を確実に捉えています。
睡眠時の心拍測定も精度は問題なさそうです。
100Mダッシュ×5本(高強度心拍トレーニング)
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ダッシュを5本行ったのでグラフには大きな波ができるはずですが、OPPO Watch Freeは追従できていません。
最高心拍数もかなりずれているので、急激な心拍の上昇を伴う運動には向かないようです。
検証結果から、低〜中強度の運動なら精度が高いということがわかりました。
OPPO Watch FreeのSpO2(血中酸素濃度)精度
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比較対象には医療機器認証を取得しているドリテックのパルスオキシメーターを使用しています。
5回計測しましたが誤差±1%以内に収まっており、パルスオキシメーターと遜色ない精度を叩き出しました。
睡眠時は血中酸素濃度を自動で測定するので、ここまで精度が高いと睡眠データの分析も信頼できるものになりますね。
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精度は高いけど医療機器認証は取得していないから注意してね!
※測定は10分〜30分間隔で行っています
OPPO Watch Freeの睡眠分析
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睡眠分析はOPPOが力を入れている注目の項目です。
心拍精度と血中酸素濃度の検証結果から、信頼できるデータを収集することができますね。
睡眠時はリアルタイムで血中酸素濃度を測定できますので、グラフがとても細かく刻まれていることがわかります。
睡眠時の血中酸素濃度が90%を下回ると、いびきや睡眠時無呼吸症候群の疑いがあると言われていますので、気になる方には非常に有益なデータとなるでしょう。
OPPO Watch Freeの価格
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希望小売価格は9,980円ですが、発売から日が浅いにも関わらず若干の値下がりを見せています。
8,000円前後であれば購入しても後悔は少ないでしょう。
楽天市場などのECサイトで、ポイント獲得を狙って購入するのもアリですね。
お買い物マラソンなどのイベント時に購入すると、Amazonで購入するよりオトクにゲットできたりします。
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OPPO Watch Freeの中古相場(2022.4時点)
フリマ相場で5,000円〜6,000円とお手頃価格で入手することができます。
このスペックで中古が5,000円というのが信じられないほどコスパが高いです。
あまり予算をかけずに大画面のスマートウォッチが欲しいという方にはうってつけではないでしょうか。
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新品にこだわりがない場合は中古もアリだよ!
OPPO Watch Freeの気になる点
大画面にセンサー類の精度も抜かりない本機ですが、2週間ほど使用して気になる点も発見しました。
そのうち一つは、人によって致命的な弱点となります。
私のスマホ側に問題があるのかもしれませんが、どれだけ調べても解決できませんでした。
Gmailの通知がこない【IOS】
OPPO Watch Freeの致命的すぎる弱点です。
私の環境はiPhoneですが、アプリとの相性が悪いのかGmailの通知が手元で確認できません。
Androidでは枕元にスマホを置き、いびきを録音する機能もあるので、単純にiPhoneは機能を制限されていますね。
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iPhoneユーザーの方はアップデート待ちだね!
物理ボタンがない
物理ボタンには以下のような役割があります。
・ディスプレイを点灯する
・ホームに戻る
・メニューを開く(タイマーなど)
・登録された機能を使う(長押し)
・ボタンを回転させてスクロールする
・直近で使用した機能を使う
ハイエンド機の機能も混ざっていますが、物理ボタンにはこれだけの機能があります。
スマートさを追求するあまり、物理ボタンを無くすのは利便性の観点で賛成できません。
単純にできることが減るので、マイナスポイントとしました。
ライバルとの比較
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ライバルはどう見ても形状が同じのHUAWEI WATCH FITです。
形状はほとんど同じですが、誤差でOPPO Watch Freeの方がコンパクトであることがわかります。
バッテリー持ちはスペック上OPPO Watch Freeが上ですが、実使用は双方とも変わりありません。
大画面にGPSと常時点灯、急速充電が欲しい方はHUAWEI WATCH FIT。
低価格で大画面、睡眠分析に強い機種が欲しい方はOPPO Watch Freeを選べば間違いありません。
OPPO Watch Freeの総評
各種センサーやディスプレイの質など、総合力が高いスマートウォッチと言えます。
HUAWEI WATCH FITを引き合いに出しましたが、自分が欲しい機能と予算を考慮すれば満足度は高いでしょう。
OPPOのスマートウォッチはラインナップが少ないものの、どれも質が良く、相当作り込まれています。
中華系スマートウォッチで実績のあるXiaomiやHUAWEI、Amazfitとバチバチにやり合える機種だと感じました。
今回もありがとうございました!
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