1万円以下でスクエア型のコスパ最強候補は、Amazfit GTS2 miniと勝手に決めつけていたこた@(kotakotafarm)です。
高級感もあり、機能も必要十分でコスパが高すぎるワケですが、ワークアウト機能に若干の不満がありました。
では高級感があって、ワークアウトの性能が高い機種があるとすれば?
そこで検討するべきはHUAWEI WATCH FITです。
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いやいや、HUAWEI Band 6と似すぎでしょ!
正確にはスクエア(正方形)ではなく、レクタンギュラー(長方形)というジャンルのようです。
大ヒットを記録し、性能も超高いHUAWEI Band 6と何が違うのか。ただデカいだけのHUAWEI Band 6?
基本性能の違いと、購入に値するか検証しました。
※形状とセンサーが同じなので、頻繁にHUAWEI Band 6という単語が登場します
※HUAWEI WATCH FIT 2という、2022年コスパ最強クラスのスマートウォッチが爆誕。詳細はレビュー記事からどうぞ。
【忙しい人向け】HUAWEI WATCH FITを買うべき人
・HUAWEI Band 6では少し高級感に欠ける
・ディスプレイはなるべく大きい方が良い
・AOD (常時点灯)は欲しい
・充電を忘れていることがよくある(急速充電対応)
・運動習慣があり、計測の精度は高い方が良い
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HUAWEI WATCH FITのスペック
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HUAWEI WATCH FITは昨年11月にリニューアルモデルが発表されており、新モデルはHUAWEI WATCH FIT newと名付けられています。
リニューアルされたものの、変更点はカラバリとワークアウトに「なわとび」が追加されただけです。
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リニューアルの内容がなわとび追加だけ・・・だと?
血中酸素濃度の常時測定といえばHUAWEI Band 6ですが、発売時期の遅いHUAWEI WATCH FITも常時測定に対応しています。
HUAWEI Band 6と比較してディスプレイが大型化してAODに対応し、GPSが搭載されたことが本機の強みですね。
HUAWEI WATCH FITの外観
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まずチェックして欲しいのは、この高級感のあるケースです。
初見はアルミと見間違うほどの光沢感ですが、どうやらFRP (繊維強化プラスチック)という素材とのこと。
ベルトの質感もしっとりとして装着感が良く、素材へのこだわりを感じられます。
FRPは普通の樹脂と比較して傷がつきにくいらしく、高級感をずっと維持できるのは素晴らしいですね。
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裏面はニブく光る樹脂です。各種センサーと充電接点が搭載されています。
裏面の上部と下部にくぼみがありますが、爪か工具で手前に引くことでベルトを着脱可能です。
特にコツがあるわけでもなく、引くだけなので簡単に交換できます。
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ベルトは専用設計だから注意してね。
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AOD (常時点灯)にも対応し、HUAWEI Band 6より機能が充実していることがわかります。
ウォッチフェイスは100種類以上、AODのウォッチフェイスは6種類と豊富。
ユーザーを飽きさせない配慮がうかがえます。
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同梱物は充電ケーブル並びに、説明書と保証書です。
説明書はモチロン日本語対応しているので、誰でも簡単に初期設定ができます。
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ちなみにHUAWEI Band6、HONOR Band6の充電ケーブルを流用できるよ!
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女性や腕が細めの男性には少し大きい印象を受けました。
大画面にこだわりがない方は、HUAWEI Band 6やAmazfit GTS2 miniもオススメしたいですね。
文字の見やすさは断然上なので、通知が多い方はHUAWEI WATCH FITといった感じでしょうか。
HUAWEI WATCH FITのバッテリー持ち
AOD (常時点灯)を使用することができるため、AODの有無で2パターンに分けて検証しました。
AOD以外の使用環境は以下の通りです。
・輝度→自動
・心拍モニタリング→ON
・睡眠モニタリング→ON
・SpO2(血中酸素濃度)自動測定→ON
・自動ストレステスト→ON
・通知→1日あたり50件前後
※心拍数と血中酸素の測定間隔は変更することができません
AOD無しで1日あたり20%前後、AOD有りで1日30%前後減少しました。
HUAWEI Band 6が1日あたり10%前後で推移することを考えると、ディスプレイの大型化と多機能性によるバッテリー消費の増加は避けられないようです。
HUAWEI WATCH FITのワークアウト性能
ワークアウトモードは96(新モデルは97)種類搭載されています。
トレーナー機能という、他にはないユニークな機能も搭載されていますよ。
結論をいうと総合的なワークアウト性能は高いです。
歩数の精度
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比較対象はAmazonで評価の高いオムロンの歩数計です。
HUAWEI Band 6もそうでしたが、HUAWEI製品は少し多めに歩数をカウントしますね。
できれば±5%以内に抑えて欲しかったですが、人によっては許容できないかもしれません。
心拍センサーの精度
心拍センサーは、HUAWEI Band 6と同様にHUAWEI TruSeen™ 4.0を採用。
比較対象はお馴染みの高精度心拍センサーのPolar H10を使用しています。
結論からいうと、HUAWEI Band 6と同様に凄まじい結果を残しました。
ジョギング→ランニング(小〜中強度トレーニング)
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最高心拍数は少し低めに出ているものの、ほとんど心拍数は同じ動きをしています。
心拍測定しかできないPolar H10と同じ動きをすることに驚きです。
低強度の運動は問題なく測定できますね。
100Mダッシュ×5本(高強度トレーニング)
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HUAWEI TruSeen™ 4.0は本当に優秀で、急な心拍数の増加でも難なく追従できます。
2本目のダッシュが少し低めに計測されていますが、スマートウォッチで高強度心拍トレーニングを計測できる機種は本当にレアです。
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心拍センサーの精度に関して、HUAWEI製品は文句なしだね!
GPSの精度
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スマートウォッチの中では珍しい部類の「QZSS (みちびき)」という日本の測位システムを内蔵しています。
若干歩道からそれている気もしますが、ほとんど問題ないでしょう。
日本の測位システムを採用していることから、HUAWEIが日本市場に力を入れていることがわかりますね。
フィットネストレーナー
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体を動かしたいけど、どんな運動をすれば良いのかわからない!
そんな方にオススメしたいHUAWEI WATCH FIT特有の機能です。
無表情のトレーナーが妙にヌルヌルと動くので、マネするだけで効果を得られますよ。
HUAWEI WATCH FITのSpO2(血中酸素濃度)精度
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測定には医療機器認定を取得しているドリテックのパルスオキシメーターを使用。
5回の計測で誤差は±1%以内にとどまり、非常に精度が高いことがわかります。
ここまで精度が高くとも医療機器認定は受けていないので、参考までにとらえてくださいね、
HUAWEI WATCH FITの睡眠分析機能
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睡眠分析にはHUAWEI Band 6と同じHUAWEI TruSleep™ 2.0を採用。
血中酸素濃度の自動測定をいかして、呼吸の質まで採点されます。
睡眠時間が3時間未満の場合は昼寝と計測されるようです。
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毎日20分タイマーで仮眠(超爆睡)をとるのだけれど、しっかりと計測されていたよ!
HUAWEI WATCH FITの価格
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HUAWEI WATCH FITの新旧モデルで性能差がないことが分かったので、価格の安いHUAWEI WATCH FIT (旧)を例に挙げます。
価格の波がすごいですが、最安で1万円を少し超えるくらいです。
タイムセールでしょっちゅう値下がりするので、1万円を大きく超えていなければ手を出しても問題ないでしょう。
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中古相場(2022.3時点)
フリマ相場で8,000円〜9,000円程度で取引履歴があります。
新品が1万円を超えるので、予算が1万円以下の方は悩ましい選択になりそうです。
8,000円以下であれば購入しても後悔はないレベルですが、なるべくクーポンを適用して購入しましょう。
ラクマであれば定期的に3〜7%OFFクーポンをばらまいていますよ。
HUAWEI WATCH FITの気になる点
1つだけ弱点があります。ズバリ、バッテリー持ちが悪いことです。
正直フィットネストレーナーの機能が不要なので、その分バッテリー持ちを伸ばして欲しかったですね。
HUAWEI Band6のディスプレイを大きくしてAOD対応、GPS搭載でも十分に上位モデルとしての役割を果たせています。
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せっかくリニューアルしたのに、もったない気がするね。
ライバル機との比較
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似た形状のスマートウォッチと比較しました。
ディスプレイサイズはHUAWEI WATCH FITがダントツで大きいですね。
Amazfit GTS2 miniは2020年発売の機種ですが、バッテリー持ちや価格などのバランスをとった中間の立ち位置です。
HUAWEI Band 6はGPSやAOD (常時点灯)がない代わりに、買いやすく値段を落としています。
視認性とワークアウトの質を求める→HUAWEI WATCH FIT
バランスを求めて高級感のあるデザイン→Amazfit GTS2 mini
予算を抑えてもワークアウトの質を落としたくない→HUAWEI Band 6
このように選べば後悔しづらいでしょう。
各種記事を作成していますので、気になったらチェックしてくださいね。
HUAWEI WATCH FITの総評
やはりHUAWEI製品というだけあり、質感や機能性の高い商品でした。
同社のHUAWEI Band 6と悩むところですが、個人的にはHUAWEI WATCH FITを推します。
使用しているセンサーは同じですが、大画面とAOD (常時点灯)は正義です。
各種精度の高さから、ヘルスケアの良きパートナーとなってくれるでしょう。
今回もありがとうございました!
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