コスパで有名なオーディオブランドのSOUNDPEATSから、とても小さいノイキャン付きTWSが発売されました。
SOUNDPEATS Mini Proです。
本機はVGPアワード金賞及びコスパ大賞をW受賞し、実績も知名度もバツグン。
VGPアワードはSOUNDPEATSのためにあるのか!?(清原風)
コスパが高いTWSは山ほどありますが、Mini Proを選ぶ理由は?Miniって名前だから廉価版では?
1つ1つ細かく性能をチェックしていきましょう。
この記事はメーカー様から提供をいただき作成しています。
SOUNDPEATS Mini Proのスペック解説
なんといってもこの価格でaptX Adaptiveに対応していることが大きな強みですね。
aptX Adaptiveに対応している端末に接続すれば、ハイレゾ級(超高音質)の音楽を楽しむことができます。
Miniといってもドライバーの構成や、バッテリー持ちはとてもパワフル。使用感への妥協は一切ありません。
惜しまれるのは機能性がちょっぴりさみしいこと。流行りのマルチポイント接続の搭載はナシです。
それでも安価でハイレゾ級の音質を楽しめるのはコスパが高いと言えるでしょう。
IPX5防水とは?
あらゆる方向からの噴流に対して影響を受けないとされている規格です。浸水に対応しない点に注意。
小さくてもノイキャンとバッテリー持ちはパワフルだね!
SOUNDPEATS Mini Proの外観
ケースと本体を含めても約37gと、非常に軽量で持ち運びに最適です。
ケースは指紋がつきづらいサラサラとした加工がされており、安っぽさは全くありません。
イヤホン本体もタッチする部分が指の腹と同等の大きさで、タップしやすくなっています。
本体はMiniというだけあってかなり小さい部類に入ります。
形状はあまり見ないタイプの珍しい形状をしていますね。
Miniという名前でもドライバーは大型のものが採用され、パワフルな音を奏でてくれます。
手のひらに置いてもこれだけ薄くて小さいです。例えるならば、「栗まんじゅう」くらいでしょうか。
厚みもないので、ポケットに忍ばせてもモッコリすることはありませんでした。
背面にはUSB-Cポートのみが搭載。その他のややこしいボタンなどはなく、ミニマルデザインです。
残念ながらワイヤレス充電に対応していないことは注意してくださいね。
SOUNDPEATS Mini Proの同梱物
・イヤホン本体
・チャージングケース
・取扱説明書(日本語対応)
・USB-Cケーブル
・イヤーピース(本体装着分含め3種)
内容物はすぐに使えるよう、最低限の物だけが同梱されています。
初めてのTWSで本機を選択する方も多いと思うので、日本語の説明書があるのは嬉しいです。
SOUNDPEATS Mini Proの装着感
本体の写真を見て想像できると思いますが、想像通りつけ心地は軽いです。
細かいところですが、SOUNDPEATSのマークがデザイン変更されています。
個人的な話ですが、今までは某スーパーマンのマークと非常に似通っていたので、このデザイン変更は地味に嬉しいです。
SOUNDPEATS Mini Proのバッテリー持ち
バッテリー持ちはノイキャンONで5時間(OFFで7時間)と、本体の大きさからは考えられないパワフルさです。
ケース込みで最大25時間と、十分すぎる実用性を兼ね備えています。
バッテリー持ちに関しては上がいるものの、日常利用では問題ありませんね。
SOUNDPEATS Mini Proのノイキャン性能
最大で–35db相当のスペック通り、周囲の音は十分にかき消してくれます。
室内で使用する際には、機械の駆動音などがほとんど気にならないレベルで集中できる環境を作れますよ。
ただし、屋外利用では風切り音が処理できず「ジジッ」っと雑音が入る点に注意が必要です。
風切り音が気になる方は、屋外ではノーマルモードを使用しましょう。
SOUNDPEATS Mini Proの外音取り込み性能
外音取り込み性能は、価格なりで問題なく使用できるレベルです。
小さめの音量ならば、イヤホンを装着した状態でも会話ができるほどの性能は持ち合わせていますよ。
上には上がいるものの、使用感は文句ナシだね!
SOUNDPEATS Mini Proの音質
SOUNDPEATS製品は強めの低音が特徴ですが、本機は低音〜高音までバランス良く仕上がっています。
6,000円台のイヤホンと考えるならば十分すぎる音質です。
音にこだわりがある方には向きませんが、どちらかと言えば万人受けのチューニングといった印象を受けました。
専用アプリにも対応しているので、自分好みの音を作ることもできますよ。
iPhoneユーザーはaptX Adaptiveを利用できない点に注意!
SOUNDPEATS Mini Proのマイク品質
マイク品質は「普通」と評価しました。
通話時のノイズ除去機能は付いているのですが、雑音はそれなりに入ってしまうようです。
テレワークでも利用したいという方は、静かな場所で利用するか、通話性能の高い別のイヤホンを使用した方が無難でしょう。
専用アプリ「SOUNDPEATS」について
専用アプリにも対応しており、イコライザーの調整やゲームモードの切り替えの操作ができます。
SOUNDPEATS製品はコスパは高くとも専用アプリがないことが弱点でしたので、専用アプリのリリースは嬉しいですね。
惜しいのがタップ操作を変更できないこと。慣れてしまえば問題ないですが、これからのアップデートに期待が高まります。
SOUNDPEATS Mini Proの価格
Amazonでは基本的に6,000円台後半で販売されているものの、定期的にタイムセールが実施されるので5,000円を切ることも。
何はともあれ、かなり頻繁に値引きされるので6,000円台での購入は避けた方が無難です。
楽天市場にも公式店舗があり、イベントを狙って購入するとオトクに購入できますよ。
中古価格
フリマ相場で4,000円前後です。
SOUNDPEATSは保証期間が手厚いことも強みですので、新品購入が無難でしょう。
タイムセール時は5,000円を切ることもあるので、中古価格とあまり差もありませんね。
SOUNDPEATS Mini Proの気になる点
これは価格面で仕方のないことですが、機能性が少し寂しいですね。
テレワークを想定するのであれば、2022年の製品にはマルチポイント機能が半必須と言っても良いのではないでしょうか。
低価格で便利機能全部入りといえばEarFun Air Sという強力なライバルがいます。
形状は丸っきり異なるので、最終的にはデザインや質感など個人の好みになりますね。
SOUNDPEATS Mini Proの総評
本体の小ささと価格の安さからは想像できないノイキャン性能とバッテリー持ち。
そしてaptX Adaptiveまで搭載し、間違いなく低価格モデルの中ではトップクラスの実力です。
機能性が高いモデルは他にもありますが、aptX Adaptiveを搭載した低価格モデルは唯一無二でしょう。
なるべく予算を抑えて、コスパの高いTWSをお探しの方はぜひ検討してくださいね。
今回もありがとうございました!
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