暑い夏で悩まされるのが、腕時計を装着している部分がかぶれるということです。
なんかつけてる部分がかゆいぞ!
特にスマートウォッチは多くの正確なデータを取りたいので、必然的に装着している時間が長くなります。
寝ている時ですら使うのに、皮膚がかぶれて使うのが億劫になることは避けたいですよね。
今回は夏に腕時計(スマートウォッチ)を使用するとなぜかぶれてしまうのか、原因と対策を紹介します。
スマートウォッチでなぜ腕がかぶれるのか
スマートウォッチで腕がかぶれる原因は、大きく分けて2つあります。
それは汗疹(あせも)によるかぶれと、金属アレルギーによるかぶれです。
原因さえわかれば対策を打ちやすいので、より詳しく見ていきましょう。
汗疹(あせも)によるかぶれ
腕時計(スマートウォッチ)を使用することによるかぶれは、ほとんどが汗疹です。
汗疹は汗や皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こすことが原因と言われています。
スマートウォッチの多くはシリコンバンドであり、シリコンバンドが汗の分泌を阻害してしまうため発症しやすいです。
装着感やコスト削減を追い求めた結果、スマートウォッチ特有の弊害と言っても過言ではないですね。
金属アレルギーによるかぶれ
もう一つの原因は金属アレルギーによるかぶれです。
水銀、ニッケル、コバルト、クロムの4つがもっとも金属アレルギーを引き起こしやすいと言われています。
特にステンレスの腕時計はニッケルとクロムが含まれており、金属アレルギーを起こしやすいです。
ちなみにApple Watchの裏面はきらびやかですが、セラミックとサファイアガラスで作られているので金属アレルギーは起こりません。
ステンレスモデルの側面は金属アレルギーを誘発する可能性があるので注意!
金属アレルギーの方がApple Watchを選ぶ場合、金属アレルギーを起こしにくいアルミニウムモデルかチタニウムモデルを選択しましょう。
スマートウォッチのかぶれ対策は?
汗疹と金属アレルギーの対策は、大きく分けて4つあります。
内容をしっかり押さえて、かぶれる前に対策をしておきましょう。
スマートウォッチを外す
汗疹対策で1番の対策となりうるののは、スマートウォッチを定期的に外すことです。
特に暑い時期は、自分が思っている以上にしっとりと汗をかいています。
右腕と左腕へ交互に付け替えたり、ランチ時は外すなど自分でルールを作って外す時間を設けると良いですよ。
また、スマートウォッチをつけたまま手を洗う方は、手を洗った後に必ずスマートウォッチを外して、肌とスマートウォッチ本体を拭きましょう。
装着したままですと背面に水や汗、よごれが溜まったままになるのでかぶれやすくなります。
スマートウォッチを外して手を洗うのが一番望ましいですね。
ベルトを少し緩めて装着する
心拍センサーや血中酸素センサーの性能を引き出す上で、なるべく肌に密着させることが望ましいです。
つまり、今まで説明してきたように汗が溜まりやすい状況を作ってしまいます。
かぶれが気になる方は、ベルトの穴を一つずらして少し緩めに巻くと通気性を確保できますよ。
またはワンループ(ソロループ)という、穴がないタイプのベルトに交換することもオススメ。
ベルトの大きさが固定されるので、仕組み的に緩く巻くことができます。
スマートウォッチを清潔に保つ
汗をかくということは、当然スマートウォッチの隙間に皮脂などの汚れが溜まるということです。
特にワークアウトや外の仕事で利用する方は、定期的な洗浄をオススメします。
スマートウォッチの防水性能はほとんどが5ATMと、水道水で丸洗いしても問題ない性能です。
1日の終わりに軽く洗うか、濡らした布で軽く拭きあげる習慣をつけるとよいですね。
防水性能は真水を基準にしているから、お湯での洗浄は絶対ダメ!
ベルトを交換する
金属アレルギーの方の対策としては一番有力となります。
汗疹の対策と金属アレルギーを同時に対策するのであれば、ナイロン製のベルトがオススメです。
ナイロン自体が水を吸収するのではなく、網目で水分をキャッチするので、濡らしてもすぐに乾燥できるのがメリットですね。
通気性が良く、腕の乾燥状態を保てるので常にサラサラとしたつけ心地を体感できます。
比較的安価だから、暑い時期は2本以上用意してローテーションするのが衛生的でオススメだよ!
かぶれ対策のまとめ
快適なスマートウォッチライフを送るためには、かぶれ対策は必須と言えますね。
せっかく選んだスマートウォッチも、かぶれたから使わなくなったのでは目も当てられません。
今回紹介した原因と対策をもとに、自分なりに工夫して暑い夏を乗り越えましょう。
当ブログでは様々なスマートウォッチを忖度なしでレビューしているので、気になった方はチェックしてくださいね。
今回もありがとうございました。
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